4月
川に散る桜見ている待ちぼうけ 3
2月
武蔵野の空の道ゆく春の鳥 3
1月
難聴に聴こえてくるや春の音 3
投函句
伊吹嶺HP俳句会
第249回目 (2020年3月)
選句結果,講評
投句総数130句 (投句は1人2句まで)
選者
国枝隆生 高橋幸子 坪野洋子 長崎眞由美 先生
青空や工事現場の犬ふぐり 高橋幸子先生選
春風のトトロの森を迷いけり 国枝隆生先生選
高橋幸子先生選評
青空と犬ふぐりの句はどこにもありますが、
工事現場を持ってきのがよかったと
思います。
長崎マユミ先生選評
春風のトトロの森を迷いけり
一寸迷いながら頂きました。春風が心地良く吹いている森の中で迷ってしまった。い
かにもトトロの森にふさわしいメルヘンに満ちた句です。ただ「春風の」はどこに係る
のでしょうか。「森」しかありませんので一寸離れすぎかと思います。「春風にトトロ
の森を迷いけり」とすれば具体的ですし、「春風」が強調されてますますメルヘン的な
第248回目 (2020年2月)
選句結果,講評
投句総数123 句 (投句は1人2句まで)
選者
国枝隆生 高橋幸子 坪野洋子 長崎眞由美 先生
家事終へて春の日差しに脚伸ばし 奥山ひろ子先生選
春空に子供等の声木霊する
奥山ひろ子先生氏評
「脚伸ばし」の具体的に詠まれているところがいいと思いました。
実感がこもっています。
明るい句ですが、切れが無く一本調子に感じます。また、
春空と子供の声は、
類句・
類想が多いように感じました。
第234・234回俳句ポスト365
兼題 寒椿・麦踏み
夏井いつき先生選 並 入選
楽しみにハビリかねて麦を踏む
一輪の落ちて華やぐ寒椿
空
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